2021-05-27 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
これ、報道にも出ていましたけれども、一つの研究機関が精神病入院中の生活保護受給者について都道府県間の地域差がこれ七倍ぐらいあるというふうなことを発表しておりました。その要因は、精神疾患の受診者数よりも人口当たり精神病床数がより強く影響しているということで、精神病床数が多いほど入院中の生活保護の受給者が多いというふうなことが言われておりました。
これ、報道にも出ていましたけれども、一つの研究機関が精神病入院中の生活保護受給者について都道府県間の地域差がこれ七倍ぐらいあるというふうなことを発表しておりました。その要因は、精神疾患の受診者数よりも人口当たり精神病床数がより強く影響しているということで、精神病床数が多いほど入院中の生活保護の受給者が多いというふうなことが言われておりました。
国内の精神病入院患者は三十万人、何と世界全体の二割を占めるだけでなく、我が国の精神病入院患者は長期入院率も非自発的入院の割合も高く、しかも、近年、身体拘束率も倍増している異常事態が明らかにされています。
一方、御指摘のように、認知症の患者は精神病入院患者の約一七%というところまで今増えてまいりました。ここ数年来、老人性の認知症専門病床が急増しているということも事実でございます。 そんなことから、患者の病態に応じて適切に治療、介護を受けられるような体制の在り方について、このセンターの活用も含めまして、また先生にも御指導をちょうだいしながら検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。
「(老年病入院専門病院)」と書いて福祉事務所に配って歩いているんですよ。あそこのおばあさん、一人でもうどうしようもないという話があると福祉事務所が電話して、ここに引き取りにこいというわけだ。さあっとそのおばあさん、おじいさんを受け取ってくれる、そういう病院がふえるわけ。無料ですからね。そして一カ月に七十万、八十万という収入がお医者さんはあるわけです。これは本当に大変なことですよ。
成人病入院特約というのは、一日につき五千円、これは引き続き二十日以上入院したときで、対象は五大成人病——がん、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患等で、一回の入院については百八十日まで支給されることになっております。 生命保険協会の資料によりますと、入院保障づき保険は五十三年三月末で約六千万件でございます。
したがって、ここ四年の間に八十六万口にも達したがん保険、また、それに触発された成人病入院特約百二十万件と言われる人々も、決して特別高度の医療に迫られて加入しているのではございません。大事なときに医療費が保険では賄ってもらえないと思えばこそ、高い保険料を払って自衛に努めているのです。これほど痛烈な健康保険制度に対する批判はないではありませんか。
あるいはまた世帯更生資金貸付のワクをふやす、医療費貸付のワクをふやす、結核や精神病入院治療費の全額を国庫負担にする、こういうような対策というものは当然どんどん進められなければならぬ、こういう点についてはどういうようにお考えになっておるか。
○尾村政府委員 これで要精神病入院で合計いたしますと三千万万になるわけでございますが、これに対しまして現在約十万床でございますから、三・五分の一しか収容しておらぬ、こういうことで、あとの二十五万人は収容しておらぬ。